①キコルを救え!カフカはフォルティチュード9.8の大怪獣だった件(第8話〜第9話)
四ノ宮キコルのピンチに駆け付けたカフカは、その目の前で怪獣化!本獣の前に立ち塞がる!
戦うかと思いきや、驚くキコルに防衛隊に内緒にするよう懇願するカフカ(怪獣8号)がコミカルすぎる(笑)
そしてすぐさま本獣に向き直り一発で仕留めるべく力を込めるカフカ。その時のエネルギーを防衛隊本部が感知し、なんとフォルティチュード9.8を計測する。
「歴史に残る大怪獣やぞ」そう言って計測機の故障と判断する保科副隊長。カフカはその数値にふさわしい攻撃力で本獣を一撃で解体!キコル救出に成功する。
怪獣8号に変身したカフカの凄まじい攻撃力もさることながら、攻撃の際に体重が乗っかる足を固定するために地面に伸びた「支え」と威力を増すために肘から「ジェット」を射出するなど、怪獣8号の攻撃特化の変形がカッコいい!
「自分をもっと大切にしろよな」ってセリフも怪獣から人間に戻りながらだとギャップがあってヒーローっぽい。
正体を知ってしまったキコルが今後カフカにどう接するかも気になりました。
②防衛隊選抜試験の結果は?糸目の保科副隊長が疑り深すぎる件(第10〜11話)
気になるカフカの防衛隊選抜試験の結果は不合格。
しかし候補生として防衛隊に所属することが許され特例措置が‥。
というのもフォルティチュード9.8を計測した瞬間に現場でバイタル(生命反応)が焼失したカフカのことを、疑問に思った保科副隊長の判断だった。糸目キャラはやっぱり知的(笑)。
そんな保科隊長の疑いを夢にも思わないカフカは幼名馴染みの亜白ミナ隊長の演説の最中に「俺もすぐ隣に行くからな」発言。しょっぱなから悪目立ちで腕立て(笑)
亜白ミナという幼馴染格差ヒロインと、四ノ宮キコルというライバルお嬢様ヒロイン。二人のヒロインとカフカとの関係が今後どうなっていくのか注目ですね。
個人的にはキコル推しですがやっぱりミナが勝つんだろうなぁ(何に?)
③防衛隊初任務!キコルの反応と約束が怖すぎる件(第12〜14話)
「もしあんたが人類に害する怪獣だってわかった時には、私があんたを殺すから」
怪獣8号の正体がカフカだと知ったキコルは、そう言い放ちます。助けてもらったのに、なかなかの言い分(笑)なんにせよキコルがカフカを好きになるようなラブコメ展開は無さそうかな(笑)
「そんときゃ頼む」と笑顔で返すカフカもとっくに覚悟は決まってる感じだけど、その場に一緒にいたレノは複雑そう。
そして防衛隊初任務「相模原討伐作戦」が開始される。
カフカたちに与えられた任務は本獣ではなく余獣(よじゅう)の討伐。張り切る新隊員たち。中でもレノはカフカを怪獣に変身させたくない思いを、自分が強くなりたい理由とシンクロさせながら確実に腕を上げ頭角を表していく。
カフカが怪獣に変身すれば確実に防衛隊の討伐対象となってしまうため、自分が強くなることでそれを回避しようとするレノの優しさは尊いですね。
そんなレノの戦う理由を知らずに勝手にライバル視する伊春。伊春のような負けん気の強いキャラ嫌いじゃない(笑)
一方、人間のままでは戦力外のカフカは怪獣の解体屋という経験を生かし、怪獣の弱点である「核」の位置を調べて戦いに貢献するというね。
怪獣に変身しなくてもカフカのこういう解体屋としての戦い方も見ていて面白いですね。
④不穏な人型怪獣!レノと伊春の共同戦線と友情がアツすぎる件(第15話〜第16話)
かつてカフカが勤めていた怪獣専門清掃解体業者で人間の姿に化け、新人として潜んでいた謎の人型怪獣。それは以前に四ノ宮キコルを一方的に窮地に追いやるほど別格の強さを持つ個体で、偶然遭遇したレノと伊春は苦戦を強いられる。
それでもレノは人型怪獣の攻撃の動きを読み応戦。その成長ぶりに驚く伊春の退路を確保すべく反撃を試みる。
以前、カフカに助けられたことのあるレノは「仲間のために体を張れる男」という言葉を思い出し奮闘。レノは本当にカフカをリスペクトしててかわいい。
人気投票したらレノは人気高いだろうなぁ。今回の第2巻の表紙もレノだし(笑)
そしてそんなレノに負けじと伊春も自分を奮い立たせてレノを庇う。伊春のようにアツいキャラと普段冷静なレノは結構良いコンビなのかも。
⑤レノと伊春絶体絶命!レノの思いが届かなかった件(第17話)
謎の人型怪獣との死闘を繰り広げるレノと伊春。
そんなレノを人型怪獣の致命的な一撃が襲う!
レノを守るために必死の反撃を試みる伊春だったが武器を破壊され、瀕死のレノに攻撃を加える人型怪獣になす術なく、その場にしゃがみ込む。
「鬼でも悪魔でもなんだっていい、俺の仲間(ダチ)を助けてくれ」涙を流し、ただ祈るだけの伊春。
そこへ人型怪獣の無慈悲な一撃が放たれようとしたまさにその時、現れたのはカフカ(怪獣8号)!!
「死ぬのは、てめぇだクソヤロー」人型怪獣の背中越しに放たれた言葉‥からのカフカの強烈な一撃!
いやぁー!待ってました!王道展開!!
レノが薄れゆく意識の中で怪獣8号になったカフカに抱き上げられながら「結局またこの人に変身させてしまった」と心の中で呟くシーンはエモすぎ!
レノの願いはカフカに変身させないことだったけど「お前はよく頑張った!」と褒めてやりたいですね。
そして続きが読みたい!!ここで終わるなんてあんまりだー!!という感じで2巻終了、3巻へ続く!!
2巻も一気読み間違いなしの内容で大満足でした!
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エイジ
読みたりねぇ〜!!
まじで続きをお願いします!!という方は『ジャンプ+』にアカウント登録して続きを読みましょう!!
『怪獣8号』2巻も面白かったー!!
続きが気になりすぎたので、ここからは3巻の展開を考察をしちゃいます!
考察のポイントしては以下の3点。
3巻展開予想ポイント
①謎の人型怪獣の目的と戦いの行方は?
②カフカのことを不審に思っている保科副隊長の動向は?
③隊員の死亡展開はあるのか?
それぞれどんな展開になるのか考察してみたいと思います。
『①謎の人型怪獣の目的と戦いの行方は?』についてですが、人型怪獣が人語を解したり、防衛隊隊員をサンプルとして拉致しようとしたり、何らかの目的があって行動していることは明らか。
であれば、おそらくは人型怪獣の仲間が存在するのではないかと思われます。その場合は当然、さらに強い人型怪獣も存在するでしょうし「怪獣の王」とも呼べる強力な支配者がいる可能性もありますね。
カフカ(怪獣8号)と、この人型怪獣の戦いの行方は、カフカが圧倒的な力で人型怪獣を討伐する、という展開になって欲しいですが、人型怪獣が逃亡する可能性も捨てきれません。
1巻から暗躍している怪獣なので、かなり重要な敵怪獣であり因縁の相手として決着が長引きそうな気がしてなりません。
エイジ
『鬼滅の刃』で言えば「猗窩座(あかざ)」、『呪術廻戦』で言えば「真人(まひと)」的な敵キャラ説ですね!!
そして『②カフカのことを不審に思っている保科副隊長の動向は?』についてですが、これは可能性として怪獣8号と化したカフカにとって最も脅威となり得る人物であることは間違いないため、敢えて彼の動向について考えてみようと思いました。
保科隊長は糸目で関西弁という『BLEACH』の市丸ギン隊長を彷彿とさせるようなキャラなので、実は悪い奴では?と疑ってかかってました(笑)が、そんなことは全く無く、正義感の強い、メチャ強い防衛隊員であることが分かります。
おそらくは人気もメチャ高いキャラであることを考えると、今後ストーリーに大きく関わってくることは間違いありません。
今後の展開としては、やはり怪獣8号化したカフカとのバトルは確実にありそう。
ただレノやキコルのようにカフカの正体に気付いたとして、そのまま見過ごすことは副隊長の立場としては絶対に無さそうなので、有りそうなのは彼がカフカの正体に気付きながら死んでいくパターン。
というか保科隊長、めちゃくちゃ死亡フラグ立ってるんですよね(笑)
「隊員としてのカフカに期待を寄せるよき理解者」だったり「亜白隊長の隣は譲らへんぞ」や「隊員同士仲良くなるのは程々にしておいたほうがええ」などというセリフを言っちゃうあたり‥。
エイジ
『鬼滅の刃』の煉獄さんなみに死の予感ありすぎる。
保科副隊長死なないで(泣)
もちろん一概には言えませんけどね。
『③隊員の死亡展開はあるのか?』は②と被る部分もありますが、最近の流行りの漫画の傾向としてキャラクターの死、特に人気のあるキャラの死は物語を盛り上げるために、わりと多くみられる演出の一つなので敢えて挙げさせていただきました。
保科副隊長はもちろん、例えば2巻で活躍した伊春くん、カフカの秘密を知る1番の理解者レノなど、もちろん死んでほしくないですが、死と隣り合わせの防衛隊ならの物語なので、過酷な展開になっていく可能性もゼロではないですね。
『怪獣8号』は作風的にはギャグも面白いので個人的にはやめて欲しいですが、誰かが死ぬという展開も今後はあり得そうな気がしています。
エイジ
誰もが死なない、なんだかんだ助かったり生き返ったりするご都合主義の漫画よりも、ストーリー上で避けられない登場人物の死は今のヒット漫画の流行りとも言えるよね。
ツマコ
『怪獣8号』がどんな展開を見せるか今後も目が離せないわね。
珍獣8号
エイジ
『怪獣8号』は今後の展開を考察しすぎると夜も眠れなくなるくらいヤベェ漫画です!
珍獣8号
エイジ
ちなみに私のフォルティチュードは0.2です。