こんにちはツマコです。
少し前に、これまた表紙に惚れて即買いしたこちらの漫画。

図書館の大魔術師(1) (アフタヌーンコミックス)
もうなんかすごくないですか!?
めちゃくちゃきれいで、すごそうな物語のにおいがぷぷぷぷぷぷぷーーーん!!
当時は2巻まででていましたが2冊とも買い、心でスキップ帰宅。
現在(2021年2月)4巻まで発売されていますが、もちろん全買いしております。

ちなみに、あまりみなれない「圕」という文字、これは大正時代に中国から通訳で来日していた杜定友が作った文字だそうです。
ツマコ
口(くにがまえ)に書。この漫画にはぴったりの文字です!
しかし、変換もなかなかむずかしい字なので、以下「図書館の大魔術師」と書かせていただきます♪
さささ、では今回はこの 「図書館の大魔術師」をツマコ目線で感想を書いていきたいと思います♪
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「図書館の大魔術師」はどんな内容?面白いの?
画 泉光(いずみみつ)
原作 「風のカフナ」
著 ソフィ=シュイム
訳 濱田 泰斗
2017年12月号から「good!アフタヌーン」で連載中です。
泉光先生は、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の漫画版を描かれています。


さて、この「図書館の大魔術師」、
とにかく、まず、
一言でいうと・・・
壮大すぎる
壮大さ故にたった一回の感想記事でおさめることはできません。
なんせ、うれしいことに1冊が分厚い!読み応えめちゃある!


今後1巻ずつの感想記事を書いていきたいなーと思うのですが、
ツマコ
今回は、とにかく読んでほしいので、とにかくすごいよ!面白いよ!ってことを言いたいと思います!
いや、ほんとこの壮大さは、最早、初めからハリウッドで映画化でもするつもりだったんじゃないの?っていうくらい。
しかも。「ロードオブザリング」や「ハリーポッター」のようにシリーズ化されて。
というか、それくらい世界中の人に見てもらいたい作品です。
そんな「図書館の大魔術師」はどんなお話かというと・・・
「図書館の大魔術師」はどんなお話?
孤独だった少年が本の力で世界を繋げる物語。
その昔、書物は金と同様の価値を持っていた。
小さな村で姉と2人、貧しい暮らしをしていた少年は本の都“アフツァック”に憧れを抱いていた。そんなある日、一人の司書と出会い、運命が大きく動き出す──。
圧倒的な画力で魅せる異世界ビブリオファンタジー開幕!
ーアフタヌーン公式サイトより
「ビブリオファンタジー」、そう、書物を真ん中に置いた世界のお話!
一見、「書物」と「壮大」はあまり結びつかないイメージですが、そこは「大魔術師」とタイトルにもつくので、すごい世界観が作られています。
今現在4巻まで発売されていると冒頭に書きましたが、まず3巻までは一気にまとめて読んでほしい!
というのも3巻までが第一章なんですよね!
3巻読み終えた後、1本の傑作映画を見た後のような達成感が得られます(自分調べ)。
ツマコ
ここでざーっくりと各巻の内容を置いておきます。

「圕の大魔術師」 1巻
混血で見た目がみんなと違うためよそ者扱いされていた主人公。
救いは大好きなお姉ちゃんと本。
ある日、彼の村に訪れた司書が、主人公の世界観や意識を変え、夢を追うきっかけをくれた始まりの胸熱の1巻。
(あと、主人公がとにかくカワイイ巻)

「圕の大魔術師」 2巻
夢を追いかけるため旅立つ主人公。
出会いや別れや、出会いや出会いがある。
主人公の1巻からの成長がわかり、「好きかも・・・」となる胸熱の2巻。

「圕の大魔術師」 3巻
2巻から引き続き成長した主人公のことを、「え、やっぱり好き♡」となる胸熱の3巻。
そして、わたくしの涙腺の崩壊にとどめをさし、第一章が幕を閉じる。
ツマコ的に一番熱い巻。
ここまでたどり着くまでの経過を見てきた読者様たちは激胸熱の第一章「完」となります。(自分調べ)
ツマコ
第一章だけで一体何回泣かされたことか・・・

「圕の大魔術師」 4巻
さぁ、そして主人公の新たなる新章がはじまる・・・!という胸熱の4巻。
しかし最後の最後にとんでもなく続きが気になるネタがぶっこまれて、わたくしオタオタ。
そしてこの本自体のキーマン登場の巻。んーーー気になるね!
旦那エイジ
ネタバレをしたくないが故のざっくり説明・・・
とにかく胸熱のは伝わった。
ちなみに、各巻の帯に書かれている言葉に「王道ファンタジー」とあります。
確かに王道。
劣等感の塊主人公が一人の英雄的な人に出会い大きく影響され、成長しながら夢に向かって冒険・・・・のような感じの王道っていうんでしょうか、
いやいやいや簡単に王道といってよい作品なのだろうか!
いいいんだけど、なんかよくない!
ツマコ
だってね、もうね、CHI・MI・TSU!!!なんです!!
ものすごく細かく作られた世界観にはいりこんでしまう!
めっちゃくちゃ緻密です。めちゃくちゃしっかり作られてますこの漫画の世界観。
ツマコ
しっかり作りこまれてるからこそ、どっぷりとはいりこめる。
私的に一番それを感じたのが「民族」の種類。
上記のあらすじの中に「世界を繋げる物語」とありますが、その対象となるものに「民族」も入っていると思います。
なんせこの物語に登場する民族は、
・ヒューロン族
・ラコタ族
・ホピ族
・カドー族
・ココパ族
・クリーク族
・セラーノ族
見た目の特徴はもちろん、衣装、言語、挨拶の仕方まで、めっちゃしっかり作りこまれています。
そして、民族が違うということは、文化や風習が違うわけで誤解をしたり、差別や争いの種にもなりやすい・・
しかも、もともと設定でも、歴史の中でお互いに不満をいだいたまま。
などなど、このように色々細かく設定されたこの世界のリアルさも、この物語の壮大さにつながっているんですよね。
上記の民族に、異世界といえば・・・の種族の名前がない。
「エルフ」とか、「ドワーフ」とか。
つまり、ヒューロン族とか、ラコタ族とか・・・この漫画で作られたもの!!!!
主人公が耳長だったからてっきり「エルフ」かと思ったのに。
もう、すごすぎる。一個一個民族を作ってすべての設定作ってって・・・・気が遠くなる・・・。
このような緻密な設定は至る所にあります。
これも巻ごとの記事でご紹介できればと思います。
もうついつい何度も読んでしまうほどです。
ツマコ
そのたびに新しい発見があり、そしてまた、同じところで涙する私です。
涙するのは、緻密に作られた物語なだけじゃなく、
登場人物たちの発する言葉たちが、生きる上でも大切なことが多くこれまた心に響くんです。
ほんの一部なのに、え・・・なに・・・もう良すぎてつらい。
緻密さで度肝をぬかれ、新しい発見にテンションがあがり、心に届く言葉で涙する・・・色んな経験ができるなぁ!
ツマコ
「本」で冒険がしたい方に、ほんっとにオススメです♪
ん?「本」で冒険だなんて大げさな言い方とか思ってしまった方、
この漫画を開いたが最後・・・・冒険はじまりますぜ・・・・??
「図書館の大魔術師」の絵が美しすぎる!
ね?始まるでしょ??冒険。
もう私このページをみたとき、
って、語彙力失った頭悪い子になったよね。
だってこれ、見開きですよ。迫力がはんっぱない!!
できれば、できればです・・・スマホより、紙媒体のほうや、タブレット、PCなど、より大きな画面で読んでほしい・・・・!!!
そう、そして見開き・・・この神漫画の神絵は見開きで拝めることが多い!!
例えば、
ほんの数秒であろうこのシーンを見開きでみることで、気持ちがめっちゃ伝わってきます。
見開きや、まるまる1ページにある迫力ある絵が、視神経を通してびっしばっしと脳に伝わって心にバーンっと響きます!
最早効果音まで聞こえてきます!
エイジ
聞こえる・・・!ヒュオォォォって風の音が・・・っ!
ツマコ
そして、かっこいい・・・美しい・・・尊い・・・・・
また、上記にも載せたこのタイトルがバンっとでたページ、これまた見開きで、要所要所いい~~シーンででてくるんですよ!!
ほんっとに映画のようです!!!
この美しい絵の迫力で、かんっぜんに本の世界にはいりこんでしまいます!
もひとつ表紙のカラーの一部もみてほしい!
(2巻の表紙の描かれている本)
まだまだある「図書館の大魔術師」のすごいところ!
緻密に作られた物語は、漫画の幕間でさらに細かく説明してくれています。
登場人物や、
この漫画の中心となる「書物」についてなど。
ツマコ
よりこの世界のことに詳しくなるとさらに深く入り込んでしまう・・・
幕間だけでなく、漫画のカバーをはずしたらこれまた詳しく世界観が理解できるようになっており、また4コマ漫画も描いてあったりします!
ツマコ
これは残念ながらお見せすることができないのでぜひ手にとってみてください
そして最後に、感動したのが・・・・(ここからは本自体のネタバレになります)
裏表紙に他の漫画でよくみるアレがないんですよね。
(2巻の裏表紙)
そう。バーコード。
確かにバーコードがない漫画もありますが、せめて、あらすじなど何かしら文字が書かれてたりするんですが、この漫画は美しい絵以外なにもなし。
なんか絵が見やすいしいっかーと思ってましたが、
ん?カバーのそでのところに、小さな手が不自然に・・・
え・・・え・・・カバーを外して繋げると・・・
(1巻と2巻のカバーのそでの部分)
うっわ・・・つながる・・・・!!!
全ての漫画のカバーをはずしてつなげると、一枚の絵に!!!
載せたいけど、長ーーいから載せれなかった(笑)
ゆるしてください!
ツマコ
いやぁまったくどんだけ楽しませてくれるんですかいっ
世界を繋げる物語は、こんなとこも繋げてくれたんですねー♪
まとめと深々とお礼
まだまだなぞもたっくさんあり、とても今後も楽しみな漫画なんです♪
普通に読むだけでももちろん面白いんですが、やはり細かい設定はしっかり読み込んでほしい!
ツマコ
ほんと色んな発見あるので!言葉や絵にも色々と!
例えば、この人のお母さんはあの人だったの!?など、つい先日一気に読み返した時にも新たな発見しちゃいました。
このウキウキ感たるや・・・♪
みなさんも楽しんでいただけたらめちゃうれしいです♪
ツマコ
しつこいですが、まじでオススメの漫画なのでぜひ読んでみてくださいね♪
ここまで読んでくれた方ありがとうございました!!
最後になりましたが、とあるサイト様にお礼がいいたいのです!
「マンガファンの愛で作るマンガサイト」なのですが、
ここで「ブログで使えるマンガのコマ」を提供してくださっています!
出版社および作者の方から許可をいただいたコマを、WordPress、はてなブログ、noteなどのブログサービス内で記事に自由に貼り付けて活用することができます。
ーアルのサイトより
とくに今回のような絵がめちゃくか美しい漫画は、コマを載せるか載せないかで説得力が全然違う!!
ブログをとても華やかにしてくれるありがたいサイト様なんです♪
本当にありがとうございました!
さぁ、ではこれからアル様のサイトからまたコマを使わせていただき、1巻ずつの感想記事書いてまいりまっす!
では!
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こんにちはツマコです!
さて、前回はネタバレ少なめで「図書館の大魔術師」を紹介させていただきました。
胸熱で。
旦那エイジ
本のカバーの秘密は、ワシ、テンションあがったー!
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前回は1巻のネタバレ感想を書かせていだだきました!
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こんにちはツマコです!
さぁ、愛する「図書館の大魔術師」。
ツマコ
前回は3巻のネタバレ感想を書かせていただきました♪
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読んでくれてありがとうございました♪