
魔法少女
古舘春一と『ハイキュー!!』・最終回も尊すぎる件【ネタバレ注意】
終わったー!
あの「ハイキュー!!」が少年ジャンプ本誌で終わっちまったー‼︎


そんなわけで少年ジャンプの人気作がここ最近続々と完結する中、ついに「ハイキュー!!」も最終回を迎えました。
・全402話、コミックス最新43巻まで発売、45巻で完結予定
・コミックス累計発行部数3800万部
・アニメ第4期放送中
・舞台、演劇などメディアミックス多数
ちなみに「ハイキュー!!」は排球という意味で、その名の通り主に烏野高校男子バレーボール部の活躍を描いた大人気バレーボール漫画で、現在連載中の作品の中ではワンピースに次ぐ長期連載作品でした。
そして「ハイキュー!!」が終了したことで、なんと週刊少年ジャンプにはスポーツ漫画の連載はとうとうゼロという状態に‥。
東京2020オリンピック目前にこの状況はマズすぎじゃね?って個人的には思いますが、どうなんでしょうね‥。
そもそも「ハイキュー!! 」もガッツリ、オリンピックを意識した展開になっており、この時期に連載が終了したことでオリンピック開催に合わせて連載が終了する予定だったと推測できます。

今回の最終回を見れば分かりますが、東京2020オリンピックが開催されていれば確実にもっと多くのメディアミックスを展開していたことでしょう。


それはさておき「ハイキュー!! 」が素晴らしい作品であったことは間違いありません。
何より作者の古舘春一先生の才能は特筆すべきものがあり、これまでのスポーツ漫画の常識を覆すものでした。
ここからは個人的に何が最高だったかぶちまけていこうと思います。


古舘春一と『ハイキュー!!』の魅力を5つ語る【ネタバレあり】
さて、ここからは「ハイキュー!!」の魅力についてビシバシ語っていきたいと思います。
まず以下の5項目に注目です。エイジの偏見による魅力ですが意外と的を得ているのです(自画自賛)。
・もう全員主人公でもよくね?どのキャラもイイ奴で天国かよ!
・バレーボールのルールを知らなくても全然イイよ!
・コマ割りと効果音デザインのセンスが異常!
・急展開で目が点になったよ!
・恋愛展開が見たいやつは読むな!
以下にそれぞれ詳細に語っていきます。
もう全員主人公でもよくね?どのキャラもイイ奴で天国かよ!
ハイキュー!!をあえて一言で言うならばいわゆる昔のスポ根という言葉が当てはまらない「等身大人間成長物語」という印象をエイジは持ちました。
主人公はもちろん、とにかく敵も味方も登場人物同士の繋がりが良いんですよね。
というのも、この漫画とにかく心底嫌いになれる登場人物がいないんですよ。ある意味誰でも主人公になれるような魅力的なキャラばかりで、ぶっちゃけ誰を主人公にしても素敵な物語になってしまう気がするんです。


絶望的に強いキャラはもちろん出てきますけど、普通に試合をして普通に勝敗がある。でもそういう非現実的ではないリアルで今風な感じがハイキュー!!の持ち味かもしれません。
バレーボールのルールを知らなくても全然イイよ!
「ハイキュー!!」はバレーボールのルールを知らなくても要所でちゃんと解説が入る親切設計。
なのでサッカー選手の人でも野球選手の人でも安心してお読みいただけます。
仮にルールを覚えるのが苦手という人でもノリで読んでいくだけで全然大丈夫。勝ったか負けたかは選手の表情や会話を見れば分かるし、つべこべ言わずに読めば良いと思います。


あえてこんなことをピックアップしたのは「バレーボールよく知らないから読まなくてもイイや」とか言ってしまう人用です。
ぶっちゃけ今どき、ルールがわからないからと言って面白いスポーツ漫画を敬遠するような人は人生の損失なので読みましょう。
コマ割りと効果音デザインのセンスが異常!
前述したようにハイキュー‼︎に登場するキャラはイイ奴ばかり。


作者の古舘春一先生については男性か女性かの公表はされていませんが、とにかくバレーボールが好きという気持ちはひしひしと伝わってきます。
・ペンネームは古舘春一(本名、性別は不明)
・生年月日は1983年3月7日(現在37歳)
・出身地、岩手県軽米町
・高校時代はバレーボール部に所属、ポジションはミドルブロッカー
・仙台デザイン専門学校卒
上記のような感じで、やはりバレーボール経験者ということでバレーボール愛がすごいです。
そしてデザインの専門学校でデザインの勉強をしていたというところもポイントですね。
とにかくハイキュー!!はバレーボールの躍動感はもちろん、試合中のダイナミックはコマ割りが抜群にうまい!
そして効果音などのカタカナをそのまま矢印化してスピード感を出したりなど、デザイン的にもめちゃカッコイイ表現を使ってくるんです。
デザイナーとして勉強したことがバッチリ漫画に生かされている!


そんなわけでデザイナーになりたい人はエイジの「クリエイジブ!」というブログを読みましょうm(_ _)m。
話が逸れましたが、とにかくハイキュー!!は作画センスも抜群の漫画だということも覚えておいて欲しいと思います。
急展開で目が点になったよ!(※ネタバレ注意項目です!)
そして何よりびっくりしちゃうのが、ストーリー展開!
忘れもしない第365話で衝撃展開が訪れます。
念願の春高バレー出場の切符を掴んだ烏野高校、競合を撃破しながら勝ち進んだ準々決勝の激戦の最中、主人公の日向は高熱を出してしまい試合途中で無念の離脱をしてしまいます。
ちなみにこの時、日向はまだ高校一年生で普通にストーリー展開の予測としては以下でしょう。
・日向抜きで烏野高校が勝利を納め準決勝にコマを進める→準決勝、決勝のドラマを描く
普通に考えればこのどちらかですよね。




そして何故かそこでビーチバレーをしている主人公の日向翔陽。しかも5年後とな⁉︎

3年の先輩たちが居なくなった後の主人公や烏野高校の活躍をまだまだ見たいと思った読者はワシだけじゃないはずだ!



恋愛展開が見たいやつは読むな!

ちなみにワシは潔子センパイの黒ストッキングが大好きです!

古舘春一先生!日向翔陽くんが少年ジャンプで飛び過ぎてます!
最後にどうでもいい豆知識を皆さんにお届けしてこの記事を締め括ります。
説明するまでもないですが「ハイキュー!!」は圧倒的に身長が低いというハンデを抱えた主人公が人一倍強い負けん気で努力しながらバレーボールで活躍すると言う激アツなスポーツ漫画です。
そんな主人公・日向翔陽が実際に試合でどれだけ高くジャンプしているのか気になる人は多いのではないでしょうか?



主人公・日向翔陽の身長は最終章でVリーグを戦っていた22歳という年齢でもたったの172センチ。
そんな身長でスパイカーとしてバチコーン!とスパイクを打つためにはとんでもなくジャンプをしなければならないわけです。
ちなみにデータ(推定も含む)は以下の通り。
・男子バレーボールのスパイク時の世界レベルでの最高到達点は345㎝くらい
ここまで分かっていればあとは簡単、垂直跳びの高さを割り出すには最高到達点から指高を差し引けば計算できます。
世界レベル最高到達点345㎝−日向翔陽指高220㎝=125㎝(日向垂直跳びの高さ)
出ました!日向翔陽の垂直跳びの高さは推定125㎝!!
ちなみに垂直跳びは、あのマイケルジョーダンで122㎝、そして世界で最も最高到達点の高いバレーボール選手はレオネル・マーシャル選手が記録しており垂直跳びの記録は127㎝ということです。



でもジャンプが得意な日向翔陽だからこそ少年ジャンプで愛されたということもあるよね‼︎

まとめ
今回も離脱せずにまとめまで辿り着いた、あなたに感謝申し上げます。
こんなヲタなブログ「ヲタヨリ。」をこれからもどうぞご贔屓に。
「ヲタヨリ。」ではこのような、くだらなくも、ためになるヲタクな情報が盛り沢山。記事をたくさん書いておりますので是非いろいろ読んでみてくださいね。
今後とも「ヲタヨリ。」をよろしくお願いいたします。
岩柱おじさん アニメから入ったけど漫画で完結まで読むべき作品か知りたい! 最終回がつまらないとがっかりするので話題作の続きを果たして読むべきか知りたい! 本記事はそんなご要望にお応えすべく暇さえあれば漫画を読んでいるオ[…]